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増毛は安く自然に仕上げられる悩み解決方法です

同時に、ボリュームアップ後はメンテナンスも欠かせないのが増毛です

増毛とは、よく聞く言葉ですが……しかし、ただ「毛を増やす」ことではありません。
『現在、「増毛」といえば、髪の1本1本に、人工の髪を何本も束ねるようなことだ』。と書いたほうが、イメージがわきやすいでしょうか？　
何本も人工の髪を束ねることでボリュームアップができるという仕組みです（それ以外にも、髪の合間に人工の毛を植え込んだ無色の糸を結ぶような手も使われます）。

この方法であれば、植毛手術やかつらの注文よりも安めの費用でお願いすることができますし、かつらよりも自然な仕上がりになることがほとんどです。
抜け毛が激しくなった部分があっても、ボリュームを頭髪に与えることができますから、人前に出るときでも心配無用になりますし、何よりもご自身の理想のボリュームに近づけてくれる見込みがありますから、人気はありますね。

そんなありがたみのある増毛ですが、人工の毛を本物の髪に結んでいる以上、結んである髪が伸びるとともに、頭皮から人工の毛は離れていきます（髪が抜けたときは、人工の毛もセットで抜け落ちることになるわけですね）。
そのため、人工の毛が宙に浮いた頃に、メンテナンスを行うことになります。月に1、2回ほど、一定の間隔を空けてメンテナンスを受けに行くわけですが、その都度わりと高めの費用がかかります……その理由は、人工の毛を結ぶ作業は機械化されていないからです。
細かい手作業になってしまいますから、どうしても費用はかさんでしまうのです。増毛を選択するときは、その点も踏まえて決断を下す必要があるでしょう。

増毛のメリット

第一のメリットは、最初の費用がそれほどかからないということでしょう。育毛ほど安くはなりませんが、植毛やかつらよりは安めです。
そして増毛は、やってもらったらすぐに薄くなった部分のことを悩まなくてよくなります。特に、ボリュームがあってナチュラルな仕上がりになりますから、自信を持って人前に出ることができます。

増毛のデメリット

最初は安く済ませることができても、メンテナンスがはじまるとどんどん費用がかさんでいくのが最大のデメリットでしょう。定期的に相当の出費を捻出する経済力がなければなりません。
それから、抜け毛の状況にも左右されます。人工の毛は、束ねてある髪が抜けたら、一緒に抜け落ちますから、 髪が抜けていくいっぽうの場合ですと注意が必要です。
そして、髪の量が残り少なすぎる方は、増毛は実行できません。

これが植毛だったら？

増毛はコンスタントにメンテナンスを受けに通うことが大前提です。髪のボリュームを保つには、費用と時間を要することを我慢しなければなりません。
植毛の場合は手術が必要ですし、かかる金額や期間も安くはありませんが、手術はほとんどの場合1度だけで済みます。手術してから、髪が頭皮に根付くまで半年くらいかかりますが、きちんと根付けばいつまでも髪は伸びます。

増毛にしても植毛にしても、残っている髪の量に左右されますが、長い目で見れば、自分の髪として生えてくる髪が手に入るのは植毛のほうですね。