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植毛―髪の毛を頭皮に植え付ける素晴らしい技術です

頭皮の中の、髪の毛が少なくなった場所（全然髪が残っていなくてもできます！）に手術をして髪（ご自身の髪を毛根から植え付けます。それが無理なら人工の毛を用います）を植え付ける技術です。
……頭髪のことばかりが目立ちますが、その他の部位（たとえば、眉毛やまつ毛です……髪よりも多少費用が高くつく傾向があるといわれていますが。それから体毛も対象となります）にも行われています。
頭髪に行う方は男性がやはり多いのですが、全体としては女性にも希望者が増えている状況です。

手術ですので、医療機関で必ず行われます（その点が、増毛と異なる点ですね）。医療行為である以上、もともとは一般人の外見上の悩みを救済する手段ではありませんでした。負傷（特にやけどが代表でした）や病気、またそのために服用する薬の副作用によって、髪が抜けて生えてこなくなっている方々のために、用意された手段でした。

それが、美容上のテクニックとして脚光を浴びるようになったのですが、海外では日本より活発に行われている国もありますし、全体として、近年の技術の進歩は目覚ましいものがあります。

―それでは、植毛のメリットを順に見て行きましょう

仕上がりや髪型を追求する場合

かつらやエクステンションは必ずしも自然に見えるとは限りませんが、植毛は、信頼できる医療機関で手術をすれば、どう見ても自然に見える仕上がりになるのがメリットです。
そして、かつらと違い外れたりずれたりを気にかけなくて済みます。
増毛の場合は、ボリュームアップには効果がありますが、髪の長さや髪型に自由が利くかどうかといえば、植毛ほどではないでしょう（植毛はカラーリングやパーマも可能です）。

ただの外出だけではなく、髪が乱れる行動まで不自由なく行えます

植毛は、汗をかいても蒸れませんし、外れたりずれたりすることもありませんから、快適に過ごせますし、激しい運動も存分にすることができます。
また、天気が悪いとき、風や雨に強くさらされても、見た目にまったく問題がありません。もちろん、水泳もできますし、温泉地やスーパー銭湯にも自由に行くことができます。

手術して半年くらいで、もうケアをしなくてもよくなります

育毛剤を使う場合は、かなり長く使い続けなければなりませんし、増毛やかつらの場合は、定期的なメンテナンスがいつまでも欠かせません。
植毛の場合は、手術後長くても半年くらいすると、もう通院もしなくてよくなることがほとんどです。
長い目で見れば、費用や時間の面で有利になります。